墨にまみれ、遊ぶ。
最後は恒例の店長自ら墨をかぶっての人間魚拓。
スゴかったです。
booneさんの生き様、背中をたっぷり感じ、堪能させてもらいました。
「店長が墨汁をかぶって大きな布にダイブをする」
白状しますが、実は去年初めて生誕祭に参加させてもらった時、この目の前で繰り広げられる、余りにも自由すぎる発想と展開が…。
楽しむ以前にショックが大き過ぎてトラウマになるくらい落ち込みました(苦笑)。落ち込む余り風邪も、引きました。
話で聞いて分かっているつもりと、実際にリアルで体感するのとでは、全く違うものだということを、カラダ全身で痛感したのです。
同時に、落ち込んでいる自分をジッと見つめながら、こうも思ったものです。
「オレは…なんてアタマが固くて、弱い人間なのだ?」
「いつの間にオレは常識…というより思い込みでガチガチになって不自由に生きてきたのだ?今まで信じてきたものが揺らいでいるということは…もはやそれは真実ではない」
と。
ならばもっと、自由でもエエじゃないか。
本当に、今年は精神面でボコボコになるくらい色々あった中で様々なコトを受け入れ、12月を迎え、去年のトラウマを思いだし、行こうかどうか少しグラついてもいたのですがコレは、
「アタマの固い自分」
と訣別・克服するチャンス!と捉え、心静かに腹を決め、仕事から一旦帰り、清掃用具(バケツ、文化ちりとり、床用スクイジー、タオル、スポンジ)と作業着、長靴を装備。
とてもライブハウスに行くような格好じゃない格好で覚悟!とばかりに夜の四ツ谷に向かいました。
墨をかぶった店長にハグされた時は変な話ですが、本当に嬉しかったです(笑)
(撮影に協力して頂いた臥狂さん。いつもありがとうございます!)
最後は一所懸命、みなさんと一緒に一丸となって後片付け&掃除させてもらいました。
(実は私はコレが一番やりたかったのですw)
サッパリした後に超久しぶりに朝までオールして、ハシャギにはしゃいで、始発の京浜東北線で見事、爆睡。
(ちなみに作業着は上の写真の通りです。墨汁で真っ黒ですwフツーに見たら、完全におかしい人です)
大宮ー大船間を1往復半して、正午前に無事、家路に着きました。
最高でした。
カラダは真っ黒になりましたが、ココロは真っ白になりました。
本当に、行って良かったです。
booneさん、スタッフのみなさん、出演者の皆さん、観客のみなさん、ありがとうございました。
また来年もよろしくお願いいたします。